4 6月

「感謝の積木」

みなさんとの出逢いから、夢と希望、そして、人間愛を育む人生を与えられる私は幸せな存在です。
誰もが出逢える出逢いではないのです。やはり、出逢いが当たり前のことではなく、出逢うことすら、奇跡にひとしいのではなかろうかとおもう歳になりました。
私が出逢うことなく与えられた生命という普段着の上に羽織る人生の終末が普通のことかも知れません。
しかし、沈黙の業の内に秘められた出逢いから、私と私の人生が、常に新たなる創造へと導いかれていくのを感じることができるのです。
私が、感謝に感謝を重ねても、重ねきれない人生がそこにあることがわかる歳となりました。
しかし、これからも、歳を重ねるたびに、感謝の積み木をくずさないように心がけて、生きてゆきたいと切に願うのです。
そして、夢・希望・人間愛を育むだけではなく、一つでも成就できるならば、これほど幸いなる人生はないでしょう。